こんにちは!
今回は、「日本語の文字を教える時に、知っておきたい大切な4つのこと」を述べようと思います。
1 文字についての紹介
まず、日本では、3つの文字を使うことを生徒さんに紹介しましょう。
ひらがな、カタカナ、漢字それぞれの成り立ちや歴史について、簡単でいいので説明するといいでしょう。
そして、ひらがなとカタカナ、漢字の使い分けについても説明しましょう。
ひらがなは、日本のものに対して使われます。カタカナは外国人の名前や外国由来の言葉や物などに使われます。
2 ひらがな・カタカナ
たいてい初級の教科書の最初のページには、ひらがなとカタカナの表が載っています。
まずは、自分の名前を書けるように指導してみましょう。それから家族や友人、身の回りの物や興味のある物を覚えてもらいましょう。
文字や言葉は、視覚的に覚えるのが効果的です。絵入りのフラッシュカードを使ったり、「あいうえお表」のポスターなどを壁に貼ったりして、いつでも見れるようにすると覚えやすいです。
3 漢字
漢字のいいところは、それ自体で「意味」が表せることです。生徒さんの名前を漢字にしてみせると、とても興味を持ってくれます。
漢字を覚えるときに、漢字の形や成り立ちを知ると、その字に対する理解が深まって、使い方も覚えられます。成り立ちの絵があるといいですね。
フラッシュカードやポスターは、インターネットで比較的簡単にダウンロードできますし、便利な学習アプリもたくさんあります。特にアプリは、スキマ時間に学習できるのでオススメです。
4 発音とアクセント
発音やアクセントも大事です。かな文字に関しては、(これは生徒さんの国によっても違いますが)促音と呼ばれる小さい「っ」や「ざ・じゃ」などの濁音などは特に気をつけてあげてください。漢字に関しては、「橋・箸」などのアクセントの指導が大事です。
これからの授業で、ぜひ試してみてくださいね。
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